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Mabroukの手作り腕時計や懐中時計に関する情報から、更新情報、イベント情報など幅広く紹介します。

手作り腕時計の製作記 〜作り方を交えながら〜 【ハンドメイド】

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    本日の情報はMabroukの手作り時計、主に製作に関してです!
    MabroukのHAJAKEがお届けします。



    近頃はイベント続きでブログを見返してみると
    イベント情報、イベント情報、取扱店情報、イベント情報・・・
    なんとも偏ったブログになっている!!


     
    ということで、今回は久しぶりに製作記を綴ろうと思います。
    手作り腕時計の作り方とまではいいませんが
    製作方法とかをちょろちょろ交えながら、
    ハンドメイドで腕時計作れるんだ!って思ってもらえると良いかなと。


     
    今回の製作記のようなものは
    日ごろツイッターでリアルタイムにツイートを流していたりしますので
    興味のある方はお気軽にフォローくださいませ。
    それではスタート!



    手作り腕時計 製作方法



    まずは、1枚目。
    上記写真の状態になるまでにすでに2時間ほど要しています。主にサイズ調整に。


     
    手作り時計作家も大きく分けると、
    ・金属の板や棒を切ったり曲げたり彫金などの技術でひとつひとつ作る作家と
    ・原型を作り、原型を型取り鋳造して造形などをひとつひとつ手直しや組み立てしていく作家に分けれます。
    Mabroukは後者です。
    (ちなみにどちらにも属さない切削を軸に竜頭とかまで生産している人などは手作り時計作家の領域を超えてると僕は思ってます。
    ジャンルで言うと独立時計師などという表現かな。)


    ・前者のメリットは、ハンドメイドらしい良さがよく出て仕上がる。まさに職人。静的、構築的なデザインに向いている。原価を抑えることができる。
    デメリットは、作り手の腕により良し悪しの差が非常に出やすい。時間がかかりタイムコスト面で値段を下げづらく販売にはやや不向き。構築的以外の造形は困難。

    ・後者のメリットは、動的、有機的なデザインに向いていおり、その他デザインの制限を受けにくい。コツさせつかめばスピーディーに仕上げまで行える。粗悪品が出にくい。
    デメリットは、原型の時点で不都合があると製作が非常に困難。原価が上がりやすく、在庫を必要とするためコストがかかる。



    まだまだあるけど、ざっくりとこんな感じのイメージ。あくまで私の主観です。
    趣味としてはじめるなら前者のほうがとっつきやすいかもですね。



    後者はさらに、原型を何で作るか。というところでも分かれてくるのですがここは割愛。きりがないので!!




    手作り腕時計 作り方



    さらに1〜2時間くらい経過して2枚目の状態。
    真鍮が随分と黒くなりましたが失敗ではありません。こういうデザインです。
    後に微調整するのでおおまかにイメージに近づけます。
    酸化させることにより味のある色味や黒々とした風合いに変化させることができます。



    酸化方法はそれぞれですが、趣味ではじめるならホームセンターやwebなどで
    真鍮を黒くする液体が手軽に手に入ると思います。(ものによっては身分照明が必要な場合がありますが。)
    コーティングされてない真鍮なら既製品のものでも変化します。リメイクにも使えるので楽しいですよ。
    色の濃さは希釈したり、浸ける時間をかえたりして対応します。


     
    Mabroukでは作品によっては焼いてムラ感のある焼き目をつけるときもあります。
    あと、今後ふれないので話しておくと左下の棒はベルトを止めるときに使うパーツです。
    この時計専用に作ってますが、棒に穴あけしてネジ切りまでするので非常に地味な作業です。


    3枚目


    ハンドメイド腕時計 作り方


     
    さらに1時間くらい経過。

     
    ローマ数字、ダイヤルを刻みます。
    原型の段階で数字などは彫っているのですが、黒く染めると見えなくなるので再度、ひとつひとつ彫ります。
    ハンドメイドらしい個体差が出てきます。同時に真鍮色を出したいところを磨きます。
    このあたりの作業はリューターがあると非常に便利です。
    趣味でやってみたい方もこれくらいの作業なら安値のリューターで充分活躍できるので揃えたいところですね。


    リューターは値段がピンきりですが、大きな違いはやはり馬力かなと思います。
    1枚目で割愛しましたが、サイズの調整などは馬力が弱いとかなり時間がかかります。
    でも、できないことないです。私も趣味で作ってたころは2000円程度のハンドリューターで乗り切ってました。

     
    細かい作業が続くので無駄な力が入っているとこのあたりで指先が痛くなってきます。


     
    ハンドメイド腕時計 製作方法


     
    小休憩挟んだと思いますが1〜2時間くらい経過。作り始めてから6時間くらい?もうちょっと?
    はやいと感じるか遅いと感じるか人それぞれだと思いますが、個人的にはスムーズに進んでこれくらいです!
    時計らしくなってきました。チクタクと動いています。
    針乗せ終了時の写真です。

     
    趣味で作りたい方は、市販のお買い得な腕時計とかを分解して針を一旦はずして
    文字盤を差し替えたりするだけでも雰囲気楽しめるかもですね。
    針を乗せなおす時は表裏間違えないように、12時の位置で重なるように、針同士が引っかからないように
    等々気をつける点は他にも多々ありますが、きりがないのでこのあたりで割愛。
    上記の点ができていればとりあえずそれっぽく動きます。動かなければ見なかったことにしましょう。


    奥の文字盤は2重構造になってるので中心円にしかデザイン入っていませんが仕様です。
    このあたりも作家によって個性が出るので面白いですよね。
    文字盤の作り方もさまざまで、このあたりはまた機会があるときにでも。



    腕時計 作り方



    さらに1時間くらいかな。
    組み立て終わり。Mabroukの手作り腕時計は裏蓋の素材はほぼステンレスのものです。
    懐中時計なんかは裏蓋も自作します。裏蓋自作の時はネジ留めが主流だと思います。


     
    ・ステンのメリットは、金属(真鍮)アレルギーの方でも軽度であれば着用できる。お近くの時計店で電池交換をしてもらいやすい。(Mabroukは郵送でも電池交換対応してます。)軽い。質は丈夫。
    デメリットは、強い衝撃などで外れる可能性がある(真鍮が軟金属のため)ややハンドメイドらしさが損なわれる。

    ・真鍮裏蓋のメリットは、裏面もハンドメイドらしくこだわり仕上げることができる。ネジ留めの場合は衝撃程度では外れない。
    デメリットは、重い。もともと非防水だが、比較的防水面で劣りやすい(作家によりまちまち)。お近くの時計店で電池交換を結構断られる。腕時計の場合はコーティングがなければ緑青(さびみたいなやつ)が沸きやすい。

     
    などなど。主観な意見です。ということで実用面を考慮すると個人的にはステンレスが好みです。


     
    ハンドメイド 腕時計



    さらに1時間くらい経過。トータル8時間くらい?
    レンズを乗せました。Mabroukではフラットなレンズと弧を描いているカーブレンズの2種類を使用しています。


    また、この4つ作ってる時計は特殊で、液体が入っています。
    中央に気泡があるのがわかると思いますが、時計を傾けると気泡も動きます。
    こんな一風かわったギミックをつけれるのも手作り時計の面白さですね。
    文字盤の2重構造も一つになると案外自然じゃないでしょうか。

     
    まだこれは仮固定。このあと本固定を行い、レンズを磨き、
    動作チェックなどの製品としてのチェックを行い、ベルトを作り、つけて完成です。なので今日はここまで。
    久しぶりにながながとブログを書きました。いかがでしたでしょうか?
    手作り時計に興味を持っていただける方が増えると幸いです。



    最後に今回作った時計の紹介。



    手作り腕時計 講座「幸運を祝して」 液体入り腕時計
    gulliver03 【ガリバー旅行記シリーズ】

    時計詳細はこちらのページで行っています。
    http://shop.mabrouk.jp/?pid=63946464











    手作り腕時計 自作紅い花束たずさえて ガーベラブーケ手作り時計
    akz-05 【赤ずきんシリーズ】

    時計詳細はこちらのページで行っています。
    http://shop.mabrouk.jp/?pid=81726115












     
    それではまたの機会に。


    時計の詳細などはオンラインページでご確認くださいませ。
    http://shop.mabrouk.jp/


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    半年振りの製作記 主にエイジング加工など

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      こんばんはー
      MabroukのHAJAKEです。

      数時間前から新作を作りながら
      Twitterでチョロチョロ画像上げてたんでまとめておこうかなと思います。

      製作ブログとか何気に半年振りくらいです。
      控えてるわけではないんですが、
      作業してると写真撮るの忘れるんです。というか面d・・・忘れちゃうんです。

      さて本題入ります。
      まずはこちら

      真鍮 時計

      今月中に新作として発表予定の腕時計。そのケース部分です。
      ここまでの過程は割愛します。今後書く機会があれば。

      この段階ですでに「どうやって作ってるの?」っていう質問も多々あるのですが
      その部分に関しては専門ではないんです。
      手法はジャンルでいうとロストワックス鋳造です。詳しくはグーグル先生やウィキ先生に尋ねてください!

      今回の新作テーマは”あかずきん”
      大切な人へ届ける花摘みシリーズを予定しています。

      なのでケースイメージはあかずきんが花を摘みに行く森
      その森の中に存在する切り株のイメージです。

      上記画像は真鍮無垢の状態

      そしてこちら

      手作り 腕時計

      はいっ、こちらが加工後です。
      エイジング加工やアンティーク加工、黒染め加工なんて言われることのある加工
      ようは、年月の経過した、使い込まれたような表現をする加工のことです。

      一般的には専用の溶液につけて表面の金属を変化させます。(めっきではないよ)
      ホームセンターなどでも売っているので趣味でも気軽に出来ます。
      使用する金属により、溶液異なるので注意です。

      なかには証明書見せて用途をはっきりさせないと買えない薬事法にあたる劇薬もあり、
      私は使ったりしていますが、正直違いは微妙です。

      それと今回は、上記画像のものは溶液での変化後に焼入れをしてます。
      理由は硬くする用途ではなく色むらを表現するためです。
      チタンなんかだとわかりやすいですが、玉虫色に変化するあれです。
      真鍮は気持ち変化するくらいですが、たまにすごい色味が出てくる時もあるんですが
      正直そこはそんなに詳しくないので謎です。亜鉛の比率とかで変わるのかな?

      ちなみにシルバーは溶液で玉虫色に変化させれたと思います。
      最近シルバー使ってないのでうろ覚えです。
      アンモニア系が含まれてる溶液だったと思うんですけど違いましたっけ?
      詳しい人いたらツイッターとかで教えてください^^;

      そして文字盤

      真鍮 文字盤

      33mmの真鍮文字盤を使用。真鍮です。
      日本だと時計材料店で手に入ると思いますがめちゃ高いです。
      真鍮板切って自作してる方も多いと思いますが
      この市販の文字盤はうらにフットや足という名称の突起があり、
      ムーブメント(機械部分)と接続できるようになっています。

      なので、自作文字盤の人は両面テープ的な補助アイテムでとめたりする必要があります。
      なかにはフットまでも銀ロウなどを駆使して自作してる猛者もいます。

      海外から入れる場合は仕入先により品質はマチマチ。足の付け位置おかしい時とかあるらしいです。
      私は日本の企業も使用してるルートを使い、海外からのパーツ仕入れしてるので品質は良好。
      もし文字盤欲しい方いらっしゃったら販売します。ロット次第ですが。もしいらっしゃったらツイッターの方にでも。

      そしてこの文字盤もエイジング

      真鍮 時計

      エイジング加工後です。
      ケースの加工とはまた別の加工です。
      焼いてます。真鍮なので焼くだけではこのような焼きムラはでないです。
      この辺りの詳細はすこし伏せておきます。詳しくは後で書きます。

      つぎに針

      時計針

      Mabroukではこの針が現状メインです。
      名称はブレゲ針という名で大体通じます。検索しても詳細出てくるんじゃないでしょうか?
      アンティークウォッチで王道針のうちのひとつです。

      素材は真鍮。表面にコーティングしてもらってますが
      今回はレトロな世界観を出していきたいと思っており、
      このまま使って視認性を重視するのもありなのですが、今回はコートを削り取りエイジング加工します。

      時計 針

      加工後です。
      あえてムラつくり削ることで溶液付着後もムラ感を維持できます。
      全部コーティングはずせば真っ黒に出来るんですが、それするならコートを初めからしていないものを探した方が良いです。
      理由は、秒針の軸の頭部分を削りすぎると動作が少し劣化します。
      なれれば問題ないですが、このあたりシビアです。

      あと、針も時計材料店で買えますが、めちゃ高いです。足元見られます。
      一つ作る程度なら、市販の安い時計分解してムーブメントと時計そのまま使うほうが良いです。

      針も欲しい人いたら声かけてください。考えます。

      そしてなんだかんだありまして試作中なのがこちら

      花 時計

      左からバラ、ガーベラ、チューリップ
      3作同時発表予定です。
      現段階の画像は試作ですがおおよそデザインは確定です。
      質量を感じる油絵のような、今回も童話の世界なんであくまでリアルになり過ぎないようにデザインしました。

      お好みの花を摘んでいただけると幸いです。

      文字盤は、あのあとさらにエイジングを加え
      デザイン加えた後に、さらに上から加工入れてます。なので凹凸や歪が生まれました。

      先ほども詳細伏せましたが、
      マジシャンがマジックの種を明かしちゃうのがタブーというのと一緒で
      クリエイターも他のクリエイターが同じ加工を公にしていない場合は伏せることが一般的で。
      まぁでも画像見れば詳しい人ならわかると思います。 それもマジックと一緒で。
      ただ上記画像は試作なんで、わからないかもです。

      そろそろ次の加工があるんでこのあたりで。
      また写真を撮りながら作れる機会があれば製作記も更新します。
      今回ツイッターへ、というフレーズ使ってたのでツイッターへの連絡はこちらのアカウントへ
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      文字盤の試作 ~ハンドメイドの立体文字盤~

      0
        こんばんは HAJAKEです

        深夜2時30分。こんな時間ですが、時計試作中です。
        最近、作っても自分の中でピンと来ず、
        発表しないままお蔵入りになっている時計がいくつかあるのですが
        今作った文字盤が久しぶりに良いテイストとしてまとまってきたのでお披露目しちゃおうかと。


        ハンドメイド 時計

        こんな感じです!

        何気にMabroukは、いままでフラットな文字盤のみで時計を製作してきましたが
        新しいパーツなどの仕入れも一通り落ち着いたので、
        ハンドメイドらしい立体文字盤も作ろうと先月から試作していました。

        先月の状態↓

        真鍮 時計

        立体に仕上げるには、いくつも加工法はあるのですが、
        今回はワックスで原型を作り真鍮であげました。
        そのときの印象が「マブルークにしてはポップ過ぎる。」と感じたので、デザイン変更。
        一部削り落とし、別の真鍮パーツを削りだし。

        真鍮 文字盤

        ロウ付けで盛り、少し荒く削り風化したような廃退的なテイストに。その後多少磨いてます。

        のちに鋳造。

        鋳造後、先ほどの色付けですが単純に見えて色付けだけで5〜6の工程を踏んでいます。
        普通に色乗せるだけだとどうしても原色の主張が強かったり質感が不足してるように感じるんです。

        そして先ほどの状態へ。

        実は完全な新作シリーズの文字盤として使用を予定していたのですが
        綺麗なグリーンですしオズのケースとも相性がよさそうなので
        オズシリーズとして近々何らかのカタチで作品として販売開始します。

        手作り 文字盤


        もしかするとひとまず期間限定とかでの販売になるかもしれませんが。

        エメラルドグリーンというより、渋いモスグリーンのような色味です。
        ブラックベルトはもちろん、アースからつながりで暖色系とも相性がいい感じ。



        意外とありそうでなかった手作り腕時計ができそうです。
        自分自身でも楽しみです。

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